花粉症が猛威を奮っている2018年の春、専門家によれば去年より約400倍の花粉量ということでマスクや空気清浄機なんかで対策をとっている方も多いはず。
私もイネ科の植物がダメなので5月以降は花粉症による喘息や気管支炎を起こさないか毎年警戒している状況なんですが、現状ではそれよりもコンタクトしているので目のほうが気になっています。
そしてタイムリーなことに毎週見ている世界仰天ニュースで花粉症で人が死亡してしまうという興味深い内容が放送されてましたので思わず見入ってしまいました。
何でもオーストラリアで雷雨(ゲリラ豪雨)とライグラスというイネ科の花粉が舞う季節が同時に訪れると花粉症から喘息が起こり最悪、死亡してしまう現象が起こっているという内容でした。
雷雨喘息と言うんだそうです。
原因は嵐の上昇気流で花粉が巻き上げられ、通常では粒子が大きくて肺まで肺まで入っていかない花粉が破裂することで微粒子になり、それが雨と供に一気に降り注ぐためにそれを吸い込んだ花粉にアレルギーがある人が重度の喘息を発症してしまうことが原因だそうです。
専門家によると、この花粉症で死亡する現象は日本でも起こりうる可能性があるようで、5月から8月のイネ科植物の花粉が飛び始める季節とゲリラ豪雨が合わさることでオーストラリアで起こった雷雨喘息を発症する可能性があるという見解でした。
そして恐ろしいことに日本ではさらに危険な事態に陥る可能性もあるとのこと。
その発症する原因がスギやヒノキ花粉、PM2.5などのアレルギー誘発物質とゲリラ豪雨が合わさった場合とのことでした。
発症メカニズムは黄砂やPM2.5に含まれる塩分が花粉表面を傷つけて水分を吸収しやすくすることで花粉が膨張して破裂してしまい、雨と一緒に降り注いだ花粉を吸い込んでしまうことで雷雨喘息を起こしてしまう可能性があるそうです。
最近は日本でゲリラ豪雨が多くがなっていますし、今年2018年は花粉量も去年とはケタ違いとのことなので花粉症の方や喘息持ちで花粉アレルギーを持っている可能性が高い方は事前に対策を練っておいたほうが良さそうですね。
関連記事