さて生理は月のものなので当然ながら夏にもなります。夏になると生理が重いと感じる方も多いみたいです。
生理痛は人によって症状の重さも辛さも様々、実は労働基準法の68条に生理休暇に関する法律がちゃんとあってそこにはこう書かれています。
なので本来は生理休暇制度のある無しに関わらず女性からの申請があれば休暇を与えなければならないし、女性にはその権利があるいうことです。
さてここで困るのが『就業が著しく困難』とはどの程度の生理の重さで言えるものなのかということ。
そこで今回は
①【生理が重い】の基準について
そして今年の猛暑を受けて
②夏に生理になると熱中症になりやすいのか
この2点について疑問を解消していきます。
ではここから本題です↓↓
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目次
産婦人科医師が判断する「生理が重い」の基準はたった2つ
生理と言っても症状の重さは人それぞれ。
そこで産婦人科の医師も明言している『生理が重い』の基準を教えます。
以下の2つのどちらか1個でも該当すれば「私の生理は重い」と堂々と伝えて構いません。
②生理中に血の塊が出たことがある
この条件を見ると私の生理って重かったんだと気付く方がたくさんおられると思います。
余談ですが私も昔、生理痛で腰が痛すぎて頭痛もあったので休暇を頂ける様に女性店長にお願いしたことがありましたが「私はこの程度の生理の時は働いていた」と言われ嫌な顔をされたことがあります。
昨今は生理休暇は昔と比べればメジャー化しつつあるのでそこまで露骨な嫌な目に合うことは減ったかもしれませんが、やはり働いていると簡単にお休み下さいと言い難い人もいるでしょう。
生理休暇制度がある会社でも「このレベルの生理は重いと言っても良いんだろうか?」とか考えてしまって我慢される方もいると思います。
もし上の2つの条件のどちらかでも該当する場合ですごく体が辛い場合は「私の生理は産婦人科医のお墨付きが付くレベルで重い」という事を伝えて早退やお休みの申請を考えても良いです。
でも上司が男性の場合は伝えにくいかもしれません。しかし生理は毎回くるものなのでいつも言い訳を考えて嘘をつくと返って自分の立場が悪くなる可能性があります。
なのでそこについては「どうしようもない事」と割り切って正直に伝えましょう。
夏の生理は熱中症のリスクも上がる!?その理由と対策
生理になると吐き気、発汗、頭痛が起こることがありますが夏は熱中症でも同様の症状が現れることもあります。
「あれ・・これは生理の症状なの?それとも熱中症なの?」と困ることがありませんか?
調べてみると生理前は黄体ホルモンが増加する影響で体が水分を溜めすくなり『むくみ』が出てきます。
ところがいざ生理が始まると黄体ホルモンが減るので今度は水分の排出が始まります。夏はただでさえ暑さで汗をかくのでそこで脱水症状に陥り熱中症を併発する場合があります。
なので夏場の生理は熱中症対策もしておかないと人によってはかなり辛い思いをする羽目になるよということです。
特に生理が重いことを自覚されている方は熱中症対策グッズやひんやりアイテムで対策を考えておきましょう。
脱水症状の緩和にはポカリやアクエリアスが良いと言われていますが、それよりも経口補水液OS-1が最適なんだそうです。
夏の生理の緩和と対策は水分補給とやはり病院で薬を処方してもらい、冷えすぎないようにお腹にタオルケットでもかけて涼しい部屋で安静にすると良いです。
生理痛 ピルが飲めない、効かない場合の対処法
鎮痛剤でも生理痛が改善しない場合はピルを処方されることがあります。
ですが中にはアレルギーやホルモンバランスのせいでピルが処方できない方や効かない方もいます。またこれらに該当しない場合でもパニック障害など精神疾患を抱えている方の場合はピルが飲めないんだそうです。
そこで薬以外の対処法として漢方薬を考えている方もいると思います。しかしこれも薬である以上、体質に合わないリスクもあります。
そんな方の場合は多くの方が気休めだと思って候補に入れないのですがサプリメントでが効果的だったりします。
例えばお悩み相談サイトとしても有名な知恵袋ではサプリメントで痛みが改善したという投稿も散見されます。
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参照元サイト
あとはやはり体を冷やすと良くないので夏で熱中症を併発している場合でもキンキンに冷えた飲み物は避け、お腹や腰を冷やさないようにひざ掛けやタオルケットをかけて安静にしましょうね。
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【実話】生理休暇を申請したら男性上司から薬飲んで病院行けと叱責【叱られた本当の理由】
生理は男性には無いものなのでその辛さはテレビや本、インターネットで語られている程度の上辺のところしか分かりません。
ある女性(Aさんとします)は男性上司に生理で会社を休みたいと伝えたところ「生理を止める薬があるだろ!病院くらい行け!」と叱られて思いやりがなく嫌な気分になったという投稿をネットにされていました。
Aさんは急に休むことは仕事に穴を空けることになり申し訳ないとは思うが国も認めている権利で会社にも生理休暇制度があるのに何が悪いのかと不満を抱えておられました。
Aさんが叱責された詳しい経緯ですが彼女は薬に頼るのが体に悪い気がして民間療法と自宅安静で回復をはかることを上司に伝えたところ上記のように叱られたようです。
上司からしてみればそれは社会人として責任感の無い対処法に思えてしまったようです。普通はその日に病院に行き薬を処方をしてもらって、その上で体を休めてなるべく早く出社できるようにして欲しいという思いがあったようです。
上司の「やるべきことをやったの?」という問いにズレた回答をしてしまったことがAさんが怒りを買った理由だったわけです。
わかりやすく言うと
先生に「テスト勉強ちゃんとやったの?」という問いに対して生徒が「私は脳を休めるために1日中寝てました」と答えたような感じですかね。
これでは叱られても仕方がありません。
生理休暇を取る場合でも「すぐ病院に行ってなるべく早く出社できるようにします」というふうに『やるべき対策をする』ことをアピールします。
ただここで法律が認めている以上『休む権利』という考えが浮かんでしまう方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、そこは建前でも「ご迷惑をおかけしますが」と添えてお休み申請すると角が立たないです。
これは風邪など他の病気で休む時も同じなので権利は権利として受けるけども謙虚な気持ちもやはり必要ですね。
さいごに
今回は夏の生理痛について記事を書いてみました。今まで基準の曖昧だった重い生理の基準となぜ夏になると生理が重くなる女性がいるのかが分かったのではないでしょうか?
ただでさえ暑くて体力を消耗する夏の生理は熱中症とタッグを組まれると本当に辛いものになります。もしこの時期に生理になりいつもより辛いと感じたら脱水症状を疑ってみましょう。