先日、小池都知事が東京五輪の猛暑対策について聞かれた際に「濡れタオルを首に巻くだけで首元が冷える」と答えたことがちょっとした記事になりました。
確かに熱中症対策で首を冷やすという行為は正しいです。でも濡れタオルは冷却時間が短いし観戦中に数十分おきに何回も濡らさなければいけないので不便ですね。
そこで小池都知事の意見をもっと便利に再現できるネッククーラーというグッズがあります。ネッククーラーには保冷剤を入れて冷やすタイプと吸水ポリマーを水に浸して冷やすタイプがあります。
熱中症対策で使うならどっちが冷却に優れているのでしょうか?
今回はネッククーラー 保冷剤と吸水ポリマーのメリットやデメリット、使うとすればどっちがおすすめなのかについてご紹介していきます。
目次
ネッククーラー 保冷剤タイプのメリットとデメリット
ネッククーラーの保冷剤を入れるタイプはやはり凍らした保冷剤を使うので使い始めから1、2時間は冷たさを強く感じることができます。
最近の保冷剤がメインのネッククーラーは保冷剤に加えて吸水ポリマーにはやや劣りますが同じような吸水性と保水力をもった繊維を使っており、水につけて日に当たることで気化熱を発生させて冷やすことができる商品が多いです。
例えばこの「冷か朗」は保冷剤+気化熱の2タイプの冷却を備えているネッククーラーです。手洗いになりますが洗濯できるので清潔さも保てます。
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保冷剤タイプのまとめ
・メリット
①使い始めの1時間くらいはすごく涼しい
②手洗いできるので臭いに強い、何年も使える
・デメリット
①猛暑日はすぐに保冷剤が解けて温まってしまう
②長時間利用に向いていない
③走りまわるスポーツには首が重くて邪魔になりそう
④見た目がちょっダサい。これつけてお店には入れない・・・
ネッククーラー 吸水ポリマーのメリットとデメリット
生理用ナプキンにも使用されている吸水ポリマーを使ったネッククーラーです。外見は細く目立たない商品が多く、スリムです。
特徴は水に浸すとポリマーが水を吸ってふくらみます。
使い方が非常に簡単なことと、必要な時に短時間で準備できるところが魅力です。
さらに冷感の持続時間も長くお仕事などで長く屋外にいる方の場合は保冷剤タイプより吸水ポリマータイプのネッククーラーを使うほうが便利です。
特にこの「マジクール」というネッククーラーは商品説明に偽りなく吸水性と保水力に優れており持続時間において評価高いです。見た目もおしゃれなタイプと誰が付けても良さそうなスタンダードなタイプがありますよ。
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吸水ポリマータイプのまとめ
・メリット
①長時間、冷感が持続する
②水につけるだけなので使い時にすぐに使える
③水があればすぐ冷感が復活する
④細く目立たないのでスポーツやお仕事での着用に便利
・デメリット
①洗っても3ヶ月程度で臭いや汚れが気になるとの口コミあり
②猛暑日に弱いところは保冷剤タイプと同じ
【結論】家庭内使用なら保冷剤タイプ、スポーツや仕事なら吸水ポリマー
ネッククーラーで保冷剤タイプと吸水ポリマータイプのどっちを選ぶかですが、数時間程度の外出やスポーツ等派手に動き回らないのであれば保冷剤タイプで問題無いです。
ただ保冷剤タイプは見た目が少々ダサいので車の運転中に使ったり、家の畑仕事など家庭内で使う方が多くなると思います。
逆にお仕事やスポーツなどよく動いて長時間使う場合は吸水ポリマーのネッククーラーがおすすめ。保水力と冷感の持続性の高さに加え、水さえあればすぐに冷感が復活するメリットは大きいです。
また上で取り上げたマジクールは見た目も細くすっきりしておりピンクなどかわいいカラーもあるので見た目を気にする方にも向いています。
お仕事で使う場合も作業服に隠れるので目立ちません。
一般的な人気度は保冷剤タイプが上のようです
通販サイトで人気ランキングをチェックしてみるとやはり認知度の高さ保冷剤は冷えるというイメージがあるのか、保冷剤タイプのネッククーラーのほうが売れているようです。
どんな方が購入されているかと言うとゴルフをされる方、畑仕事で使う方、事務系のお仕事の方が多かったです。
反対に吸水ポリマータイプのネッククーラーを選ぶ方は工場や警備など6時間以上、暑い場所でお仕事をされる方に選ばれているようでした。
なので「選ぶときポイントは何時間くらい使いたいのか?」によるのではないでしょうか。
ざいごに
今年の夏は冷却タオル(クールタオル)が人気となっていますが、ダイレクトに首や背中を冷やすネッククーラーのほうが熱中症対策には向いていますね。
また日中だけでなく暑い夜でも首に巻いて寝ればエアコンをガンガンに点けなくても扇風機だけで涼しさを感じることも出来ます。首に巻いて寝るのは冷却タオルだとちょっと不便です。
節電にもなりますし冷え性でエアコンが苦手な方にもおすすめです。
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