最悪なことに台風24号 チャーミーが本州に上陸することがほぼ確定しつつあります。
猛烈な勢力と言われている今回の台風24号ですが実は予想される進路が2004年に大きな被害をもたらした台風23号が辿った進路にとても酷似しているんだそうです。
ちなみに2004年の台風23号の進路はこんな感じになっていました。
引用:台風ニュース・ウェブログ
そして今回の台風24号の進路はこちら↓↓
それで、この台風23号襲来時にどの地域がどのくらいの被害に遭ったのかなどを内閣府がまとめたデータを見つけましたのでリンクを貼っておきます。これを見ればどのくらいの被害を想定すべきかの目安にはなると思います。
気になる方はチェックして被害に遭いそうであれば防災グッズを揃えたり避難所に行くかどうかなどを家族に話し合っておくと良いですね。
http://www.bousai.go.jp/updates/pdf/taifu23_17.pdf
台風24号による被害予想を台風23号のデータから予想
2004年の台風23号の勢力は「大型の強い台風」と言われていたので今回、警戒するべき台風24号よりも勢力は劣っています。なのでもし24号が同じようなコースを辿ればそれ以上の被害を及ぼす可能性が出てきます。
2004年のデータによると最も降水量が多かったのが徳島や愛媛など四国でした。
徳島県上勝町福原旭
550.0ミリ
徳島県神山町旭丸
545.0ミリ
愛媛県四国中央市富郷
542.5ミリ
高知県東津野村船戸
525.0ミリ
大分県宇目町
503.0ミリ
そして最大瞬間風速40メートル以上の暴風を観測した地域上位5件はこちら
①雲仙岳(長崎):最大瞬間風速 63.7 (m/s)/ 最大風速 33.5(m/s)
②室戸(高知):59.0 (m/s)/ 44.9(m/s)
③舞鶴(京都):51.9 (m/s)/ 25.1(m/s)
④津山(岡山):50.4(m/s)/ 18.2(m/s)
⑤佐世保(長崎):49.3(m/s)/ 22.8(m/s)
この台風での死者数は95名、行方不明者3名、負傷者721名となっています。
また住宅被害は住家全壊907棟、半壊7,929棟、一部損壊12,514棟、
床上浸水13,341棟、床下浸水41,006棟などかなり大きな被害となりました。
台風23号でもっとも死者数が出た県
この台風で死者数の多かった県はこちら
兵庫県 26人
京都府 15
香川県 11
高知県 8
岡山県 7
台風24号の次に台風25号が発生、似た進路をたどると予想される
一難去ってまた一難というべきか今年は本当に台風や大雨、地震の当たり年です。
この台風24号が去って一安心といきたい所ですが、もうすでにグアム近海(2018年9月29日現在)に台風25号の発生が確認されています。
最悪なことに台風24号と似た進路をたどるだろうと予想されており勢力によってはまた大きな被害をもたらしそうです。
家屋の養生など今からじゃ24号の対策が間に合わないという場合も次にやってくるかもしれない台風25号に備えて準備をしておいたほうが無難ですね。
さいごに
夏に水害に遭ったばかりの岡山や台風21号の爪痕も残る大阪は暴風・大雨による多重被災が心配です。自宅の近くに山や川があるご家庭は早めの避難を心がけましょう。