先日9月15日、数々の名作ドラマに出演されてた名女優、樹木希林さんが死去されました。
2000年代からは
わが母の記
あん
海よりもまだ深く
東京タワー
などヒューマン系の映画に多く出演されておりお母さん役やおばあちゃん役など真面目な役が多いイメージでしたが、実はお笑い系もOKな方なんではないかなと勝手に思っています。
それと言うのも樹木希林さんが出演されていたものと聞かれて私の中で最も強く記憶に残っているのが「写ルンです」という富士フイルムの使い捨てカメラのCMです。
内容はコントみたいで当時お正月の時期によく流れていたのでものすごく笑わせてもらいました♪
樹木希林さん出演の富士フイルム 写ルンですを見て笑って追悼
特に樹木希林さんと岸本加世子さんと共演されていた写ルンですのCMシリーズで『美しい人はより美しく、そうでない方はそれなりに写ります』というセリフがすごく頭に残っています。
当時流行りませんでした?
新しいシリーズにも何回も使われてましたよね。
今だったら抗議が来そうなブスいじり的な内容が多いシリーズでしたが、それをユーモアとして笑って楽しく見れていた当時は良い時代だったのかな~っとしみじみと感慨にふけっちゃいますね。
樹木希林さんの訃報を知れば普通の人は歴代の出演映画やドラマをチェックされる方のほうが多いと思うんですが、これはアマゾンプライムなどの動画配信サイトやレンタルでいつでも見ることが出来ます。
でも昔のCMってあまり映像が残っていないものも多いので今の内にチェックされて見るのも面白いと思いますよ。
映画を見て泣いてしんみり彼女の死を悼むのも良いとは思いますが、写ルンですのCMなど笑える映像を見て破天荒な生き様を思い出しながら笑ってご冥福をお祈りするのもアリかなと思っています。
それにしても映画やドラマの追悼番組はありますけどCMは無いので歴代の写ルンですも追悼CMで流してくれないかな。
樹木希林さん死への覚悟した時のセリフ
樹木さんは全身癌になって亡くなる数年前も死を肯定的に受け入れていて悲壮感を全く感じない方だったんですよね。
実は彼女は2013年に『ノンストップ!』で死ぬことへの覚悟について聞かれた時に「常に思ってる。皆さんは果てしなく生きると思っているでしょ? いまはいつ何があってもおかしくない。畳の上で死ねたら上出来」と話されており、自身がが持たれている死相感についてとても達観したご意見を述べられていました。
現代は長生きの時代ですからおそらく少なくとも半分くらいの人は癌を経験されるのではないかと思います。私自身ももし癌になって余命宣告されたら彼女のように達観して落ち着いた人生の終末を迎えられるか考えてしまいました。
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